2018年を迎えて、早いものでもう3ヵ月が経ってしまいました。
私たちの会社では毎日日経新聞を読んでいるのですが、その記事の中に度々「人生100年時代」という言葉を目にします。
現在でも日本人の半数は87歳まで生きる時代となっており、2007年生まれの子供の半数は107歳まで生きるという予測データも出ています。30年以上という長すぎる老後で考えられる不安はやはり金銭面だと思います。公的年金に期待したいところですが、最近の社会保障制度の動向を見ていると、とても期待できるとは思えません。年金の受給開始年齢引き上げに関する記事が出ていたことも記憶に新しいところです。
つまり、長い老後に備えるためには、自助努力が最大の鍵となります。現役時代にしっかりお金を貯めて、老後の取り崩せる資金を増やすことが豊かな老後を過ごすためには欠かせません。しかし、低金利(マイナス金利)の現在では、ただ銀行預金をしているだけではお金は増えません。お金について勉強し、お金にも働いてもらうための資産運用スキルを身に着ける必要があります。
皆さんは、お金についてどのように学んでいますか?親は一番身近な人生の先輩です。私もそうですが、お金について親に相談する方はたくさんいるでしょう。しかし、人生100年になり、金利が下がり、少子高齢化となってしまった現在では、高度経済成長期を生きてきた私たちの親世代とは経済状況が大きく異なります。親や他人を頼りにせず、今の時代、これからの時代に合った「お金の増やし方」に、皆さん一人一人が興味を持って頂けたら幸いです。